物語教材分析の段 階
  

第 1段階(機械的作業)

1 形式段落に番号をふる。
   説明文と違って簡単にはいかない。後で修正することを考え、やれる範囲内で番号をふる。
2 指示語や接続語に印 をつける。
3 題と同じ言 葉を蛍光ペンで塗る。
4 時・所を関連付けて書き抜く。
  教材文の上部欄外に鉛筆でメモする。
5 登場人物を書き抜く。
6 文末表現を チェックする。(敬体と常体、現在形と過形去 
  教材文の下部欄外に、特徴ある文末のみメモする。
7 表現をチェックする。(比喩、会話の文末、修飾語、畳語、複合語、呼称など)

第 2段階(簡単な思考作業)

1 頻出語句、反復語句を指摘する。
2 内 容的重要語句を指摘する。
3  題についての考察する。
4 場面構成をとらえる。(時・所・人物)
   意味段落に分ける。

第3段 階 作品の世界を追体験する。(比較の思考)

1  TVにどう映るか、順序に映してみる。カメラの位置(視点人物)に注意。
   人物、事物、会話、 音、色、動き、天候。

2 人物像や事物をとらえる。人物の変容。修飾語や比喩、 呼称、会話に注意。

3  人物の評価(プラスイメージとマイナスイメージ)

4  それぞれの関 係とその変化をとらえる。

第4段階 作者が読者をひきつけるためにどのように工夫しているかを探る。


第 5段階 教材化の試み→どの要素をどのように教材とするか。


第 6段階 興味を持ち、探求 し、満足感・成就感を得て、次時への意欲を持つよ 
       うな授業
 の組み立て
 

第 7段階 授業実践
 

第8段階 成果と課 題



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