物 語教材の学習方法 


 1  題について考え、題や題に関係ある言葉を蛍光ペンで塗る。

 2 読めない漢字、意味の分からない言葉に印をつけ、調べる。

 3  指示語、接続語に印をつける。

 4 初読の印象をまとめる。
   (どんな感じがするか。中心人物は誰か。誰が何 をした話か)

 5 初読の感想を書いてみる。 

 6 語り手が誰か考えてみる。

 7 視点人物は だれか。カメラの位置はどこか。

 8 時(現在・過去・未来、季節、一日のうちの何時か、どう経過しているか)を考える。

 9  所(地上か空中か、国内か外国か、海か山か、田舎か街か、どう移動しているか)を考える。

10 登場人物を 書き抜く。

11 会話文の上に誰が言っているかを書く。

12 大きく幾つ(幾つの場面)に分かれるか考える。

13  どの場面が山場か予想する。

14 場面ごとに、誰がどうしたかを簡単にまとめる。

15 場面ごとに、小見出し (小さな題)をつける。

16 挿絵にタイトルをつける。

17 挿絵に表現されている教材文の範囲を指定する。

18  場面の状況をイラスト(挿絵)に書いてみる。

19 プラスイメージトマイナスイメージについて考える。
    (言葉、人物、情景、呼称など)

20 文末表現を調べ、現在形の文と特別な終わり方の文を指摘する。
   (説 明、疑問、問いかけ、呼びかけ、断定、否定、理由、推量、名詞止、 常体・敬体など)

21 粗筋を言った り、書いたりする。
   最初は、「誰が……どうしたか、どうなったか」を2~3行で書く。そしてから、枝 葉をつけていく。

22 内容上の重要語句、反復語句、頻出語句などを指摘する。

23 人物や物、事件などの呼称 の変化を考える。

24 中心人物とそれを支える人物を指摘する。

25 中心人物の呼称の変化を書き抜く。

26  中心人物の気持ちが書いてある(直接表現、会話)文を指摘する。

27 中心人物の気持ちが推測できる文を指摘する。
    (動作、表情、行動、情景、会話などを手がかりにして)

28 中心人物の人物像を考える。
   (社会的地 位、職業、外見、性格、考え方など)

29 会話の言葉遣いを調べる。

30 表現技法を調べる。(比喩、擬人、倒 置、省略、反復なと)  

31 考えの変わった人物はだれか、考えの変わらない人物はだれかを考える。

32 中 心人物の考えや気持ちがどう変わったかを考える。

33 中心人物とそれを支える人物の関係がどう変わったかを考える。

34  気に入った部分を見つける。

35 主題や願いについて考える。

36 読者を物語の世界に引き込むための作者の 工夫をまとめる。
   (題、筋の展開、文末表現、呼称、表現技法、語句の使い方等)

37 自分の感想を持つ。 中心人物に手紙を書く。
   (物語全体、出来事、中心人物、主題、情景、作者の工夫など)

38 発展読書をす る。……読み聞かせ、集団読書、個人読書 
   (似たような主題の本、考えを広げる本、同じ作者の本など)

39  気に入った場面をイラストや絵に描いてみる。

40 簡単な物語などを書いてみる。
   (続き話、場面と場面 の間の話、人物への手紙、創作、詩など)

41 部分や全体を劇にして演じてみる。

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