説 明文教材の学習方法
具体的作業を通して子どもたちに自力で出来る勉強の仕方を考えたものです。 順 序を追って記述していますが、必ずしもこの順に指導する のではなく、子どもの状況(学年やどの程度身に着けているか)によって、重点的に指導するようにします。 すでに獲得している技能については、指導しなくてもいいです。 また、教材の特質を捉え適切な場面で指導することが大事です。 |
2 形式段落に番号をつける。
3 指示語、接続語に印をつける。
4 読めない漢字、意味の分からない言葉を教科書や辞典で調べる。
5 初読の感想を書く。
6 文末表現を調べ、過去形の文と特別な終わり方の文を指摘する。
(説明、疑問、問いかけ、呼びかけ、断定、否定、理由、推量、時制、文体等)
7 題について考える。何のことが書いてあるか。
8 題から重要語句を指摘する。
9 題に関係ある重要語句を指摘する。
10 指示語の指示内容を指摘する。
11 題・冒頭部分から、読みの視点をとらえる。
12 段落の冒頭部分を書き抜く。
13 文章構成をとらえる。
14 挿絵にタイトルをつける。
15 挿絵に表現されている、教材文の範囲を指摘する。
16 冒頭部分と結びとの関係を探る。
17 段落の役割をつかむ。(問題提起、説明、例、意見、まとめ等)
18 内容上の重要語句、反復語句、頻出語句などを指摘する。
19 段落の要点を「主語ー述語」の形でつかむ。
20 意味段落に分けてみる。
21 部分を図表やイラストに書いてみる。
22 小見出しをつける。
23 表現技法を調べる。(比喩、擬人、倒置、省略、反復)
24 筆者の感情・態度を表している語句を指摘する。(助詞、修飾語、文末表現等)
25 筆者の考え・意見を書き抜く。
26 全文の要旨をまとめ、筆者の願いについて考える。
27 目的にそって、部分や全文を要約する。
28 読者を説得するための筆者の工夫をまとめる。
(題、論の展開、文末表現、例の内容・順序、表現技法、語句の使い方等)
29 自分の感想や意見をもつ。(内容、構成、表現、筆者の意見など)
30 発展読書をする。(似たようなもの、こと、材料、テーマを取り扱ったもの)
31 簡単な説明的文章を書いてみる。